調剤薬局へ転職を考える薬剤師の不安

現役薬剤師まりりん現役薬剤師まりりん

こんにちは。人より転職回数が多め?の薬剤師のまりりんです。

薬剤師求人の中で調剤薬局の求人がもっとも多いことから、調剤薬局へ転職する薬剤師さんはたくさんいらっしゃいますよね。

調剤薬局へ転職を考える薬剤師さんの中には、未経験や違う業種から転職と言うケースの方もいらっしゃるでしょう。そういった場合、不安を抱える薬剤師さんも多いのではないでしょうか。

これまで調剤薬局の転職で、こんなお悩みが寄せられたことがありますので、一例をご紹介しますね。

りかりか

大学を卒業して5年間MRをしていますが、結婚を機にパートでも働ける調剤薬局へ転職したいと働考えています。ただ、調剤の経験が全くないので自分にできるのか不安なんです。

MRから調剤薬局への転職、何に気を付けたら良いですか?

子育て中ゆみ子育て中ゆみ

卒業後すぐにドラッグストアへ就職するも、結婚が決まり1年ちょっとで退職。そこから子育て生活をしていましたが、子どもの学費のために調剤薬局勤務のパートで復帰したいと考えています。

ブランクが10年あり、ペーパー薬剤師の様な私でも調剤薬局の薬剤師として務まるのか不安です。

かな

調剤薬局に転職を希望していますが、狭い空間のイメージがあり人間関係など不安です。

実際に調剤薬局の中の人間関係はどんな感じなのだろう。

現役薬剤師まりりん現役薬剤師まりりん

ごく一部ではあるのですが、この様に調剤薬局への転職には不安がつきものです。

そこで今回は、不安を解消できるような調剤薬局の転職に役立つ知識や情報をご紹介して行きますね。

調剤薬局へ転職を考える薬剤師の基礎知識

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まずは、調剤薬局で働く薬剤師の仕事内容や、転職前にチェックしておきたい適正診断、気になる年収相場など基礎的なところからご紹介していきますね。

調剤薬局で働く薬剤師の仕事内容

調剤薬局の薬剤師の仕事と言えばで、まず一番に思いつくのが「投薬」ではないでしょうか。棚から薬をだして、チェックして患者さんに説明して渡す。

ただ、それだけというわけではないんですよね。転職先の調剤薬局によってもやり方は違いますし、一般の薬剤師と管理薬剤師でも仕事が変わってきます。

まずは、下記の様に、調剤薬局薬剤師の仕事を7種類に分類したものをご紹介します。

①調剤、監査
②投薬
③在庫管理、薬の発注
④実習生、新人教育
⑤勉強、研修会参加
⑥行政対応、情報収集整理
⑦売上管理、勤務管理、卸やメーカー対応等

基本的に、調剤薬局で勤務する薬剤師の仕事は①~⑤が一般的と言われています。管理薬剤師で採用された場合には、薬局長としての仕事がありますので⑥⑦も追加されるでしょう。

調剤薬局で勤務する薬剤師の1日の仕事の流れ

前述したように調剤薬局で勤務する薬剤師には様々な仕事があります。

では今度は、調剤薬局で勤務する薬剤師の1日の仕事の流れをざっとお伝えします。調剤薬局によってやり方は様々ですので、一例としてお読みいただければと思います。

出勤~出勤後 店内、外回りの清掃、備品の手入れ(窓ふき、床拭き、花や植木の手入れなども)。
調剤~投薬 調剤
薬のピッキング、分包、液剤の調整など。発注
薬がない場合は卸さんに急いで持ってきてもらったり、他の薬局で薬を分けてもらうために探したり、買いにいったりもします。最近はジェネリックを希望される場合も多く少量しかでない薬の在庫も増えてるので、発注をすぐするか、次に処方があってからするか等を考えたりパソコンで在庫を調べたりしながら行います。監査、投薬、薬歴記入
基本的には2人での監査、チェック体制ですが一人ですることもあります。薬歴記入は時間があるときに行いますので多忙な際は残業です。ただ書きながら次回どんなことに注意するべきか、どんな知識を入れておくか考えます。薬歴記入している時間は勉強も並行して行いますし、処方箋と見比べながら万が一にも間違って渡してないか振り返る最後の確認時間でもあります。※休憩までこの調剤~投薬を繰り替えし行います
お昼休憩 休憩時間ではありますが、薬局は開いているので完全休憩ではありません。交代で休んだり、場合によってはメーカー主催の薬の研修会をすることも。卸さんが来て情報交換や製品アピールをされることも多いです。
調剤~投薬 再び調剤~投薬を繰り替えし行います。
退勤前~退勤 清掃、在庫チェック&発注、薬歴完成、レジ精算等。

上記以外でも、時期によって研修会の出席や新人薬剤師&学生実習のため研修が入ってきます

実際に研修スケジュールを立てて、新人薬剤師や薬学生に教えたりもしますし、中学生の職場体験などが入ることもあります。また自社での勉強会もあるので、そのための資料作成等も行うこともあります。

調剤薬局で「投薬」はとても大切な仕事

いろいろ書きましたが、薬剤師の仕事で一番大切なのはやっぱり投薬でしょう

そして重要なのは、患者さんと話すことではなく、見ることと聞くこと、その上で状況判断を的確に行うことです。

調剤薬局を訪れる患者さんは本当にさまざまで、急いでる人も心配性の人も副作用が出てる人もいます。そして医師にそれを話してない人もいます。

一番大切なのは患者さんに健康を取り戻してもらうことなので、そのためのコミュニケーションをしっかりとれるようにしておきたいところ。

薬、食事、運動、体操、介護、服薬向上グッズや健康食品、疾患、保険、治療にかかる金銭などの知識を増やし、必要に応じてチョイスしてプットアウトできるようになること、副作用を早期発見したり患者の隠れた悩みを引き出せる話術を身につけていくことが大切です。

調剤薬局で働きたい薬剤師の適性診断

自分は調剤薬局で働くことに向いているのだろうか?そう不安に思う薬剤師の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういったことから今回、調剤薬局の特徴からの適性診断をご用意しました。調剤薬局に転職を考えている方はぜひやってみてくださいね。

調剤薬局薬剤師の適性診断

それではさっそく始めてみましょう。下記項目に貴方はいくつ当てはまりますか?

※適性診断は、あまり深く考え過ぎずに行ってください。

  1. 人と関わることが好き
  2. 計算が得意
  3. 協調性がある
  4. 細かいことが気になる
  5. 流れ作業が苦手
  6. 長く勤めたい
  7. 薬や健康について知ることが楽しい

適性診断の判定結果

さて、貴方はいくつ当てはまりましたか?

調剤薬局薬剤師、適性診断の判定結果は下記です。

6~7個:調剤薬局にぴったりの薬剤師です。
3~5個:調剤薬局以外の職種にも向いています。
0~2個:調剤薬局で働くにあたり、やや困難があるかもしれません。

調剤薬局で働くにあたり、当てはまる項目が多いほど調剤薬局に向いているといえます。

適性診断判定結果の理由

たったこれだけの診断で、調剤薬局に向いているかどうかわかるのか?と思う方もいらっしゃるかもしれません。そこで、適性診断の理由も合わせてご説明していきます。

①人と関わることが好き

在宅やかかりつけ薬剤師など、対患者との密な関わりが薬剤師に求められています。人と関わることが好きな人、人と関わることが得意な人は調剤薬局に向いています。

②計算が得意

調剤薬局で行うピッキングには、ウィークリーヒートなど10錠単位ではない包装が多々あります。計算が苦手だと、働く上で大変です。

③協調性がある

調剤薬局の仕事は、事務さんや他の薬剤師との連携が必要不可欠です。協調性がないと、休みが取りにくくなったり、ミスが増えたりと働きにくくなってしまいますよ。

④細かいことが気になる

調剤薬局での監査は「おかしいな?」と思ったことを見過ごさない細やかさが必要です。人間ですので間違いはどうしてもありますが、細かいことに気づける方が向いています。

⑤流れ作業が苦手

調剤薬局では、ついついピッキングや粉の計量に夢中になりますが、調剤する薬剤師にも監査する責任はあります。考えながら調剤できる、流れ作業が苦手な薬剤師は調剤薬局に向いています。

⑥長く勤めたい

体力仕事や営業がない調剤薬局は、結婚や出産を経ても長く勤めることができます。長く勤めたいと考えている薬剤師には、ぴったりです。

⑦薬や健康について知ることが楽しい

「楽しくないと続かない」というように、薬や健康について知ることが楽しい薬剤師は調剤薬局に向いています。他の薬剤師からだけでなく、患者さんから教えられることは多いです。

調剤薬局の仕事内容にそって適性を挙げています。

調剤薬局で勤務するにあたり、上記の適性診断の数が多くなければ必ず向いていないというわけではありませんが、数が少なかった方はもう一度、薬剤師として勤務する業種について考えてみるのも良いかもしれません

調剤薬局で働く薬剤師の年収相場

続いて、やっぱり転職時に気になる調剤薬局薬剤師の年収相場についてです。

調剤薬局の薬剤師の場合、450~650万円の年収相場と言われており、薬剤師専門の転職サイトを見ると、やはりそういった年収相場の調剤薬局求人が多くヒットします。年収の開きについては地域や管理薬剤師など役職についての差です。

調剤薬局の薬剤師の年収は地域格差がある

正直なところ、調剤薬局で勤務する薬剤師の需要と供給のバランスは地域で変わってきます。そういったところから年収もバラバラなのが実情なのです。

とある四国エリアの薬剤師転職事例では、「四国でも香川じゃなくて高知に行ってくれるなら、年収50万円はアップする」という話があります。こうした事例は、地域で調剤薬局薬剤師の年収が異なるということを物語っています。

そういった需給のバランスで、薬剤師の年収が決まるということは覚えておきたいところです。一般的な1つの目安として、20代後半で約450~500万円が年収相場と考えておき、後は条件との兼ね合いというイメージで良いでしょう。

薬学部がない都道府県は比較的年収相場が良い傾向にあります。

都市部の調剤薬局で年収が高い場合の注意点

次に調剤薬局へ転職される薬剤師さんにご注意いただきたい点についてご紹介します。都市部で薬剤師が多そうなのにも関わらず、中には年収の高い調剤薬局求人がありますよね。

そういった場合、薬剤師が定着しないなど問題のある調剤薬局も中にはあるのでご注意ください。治安が良くない地域などは、患者さんからのハラスメント等あったり、薬局内の人間関係が良くないと言うケースも多いのです。

また、年収相場が高い調剤薬局の中には、精神・神経科の処方箋の取り扱いが多いところもあります。経験値があり、ある程度コミュニケーションにたけている方はよいのですが、調剤が未経験の方は最初は避けておいたほうが無難でしょう。もちろん年収が一番の優先事項だという方もいらっしゃるとは思いますが…。

何を優先させて調剤薬局へ転職するのか?しっかりと明確にした上で、年収以外の面でも転職エージェントなどから各調剤薬局の情報をもらいながら、転職活動を行うことをおすすめします。

大手チェーンの調剤薬局は年収が低い?

大手調剤薬局の場合、中小の調剤薬局と比較すると、新卒の給与は低い傾向にあります。大手調剤薬局の新卒給与は、手当を含めて30万弱と言われており、手取りで22~23万そこそこ。都市部になるとさらに低くなる場合もあるのです。

ですがその代わり、大手の調剤薬局の場合は、研修がしっかりしているところが多いです。また、処方箋枚数が多い大病院の門前薬局が多いので薬剤師の人数も比較的多く、有給はとりやすい傾向にあります。

ただし、大手は調剤薬局の件数が多いので、薬局長(管理薬剤師)になりやすく、エリアマネージャー等で出世の道もありますので、出世するともちろん給与・年収も当然上がります管理薬剤師の年収は少なくとも600万円以上であり、通常700万円程度です。ただ、それ以上どんどん上がるということはないので薬局長になったあとは微増になっていくでしょう。

20代から調剤薬局で勤務している薬剤師の場合、大体が疾病の知識や薬を学ぶという点でまずは大手調剤チェーンで勤務し、ある程度学んだら他の中小の調剤薬局に転職するなどして、年収を上げるために管理薬剤師等になっていくのが現在のスタンダードにはなっているようです。

調剤薬局薬剤師の昇給は?

調剤薬局で勤務する薬剤師には、もちろん昇給があります。

調剤薬局で勤務する薬剤師の場合、転職して年収を上げている方も多い傾向にありますので、薬局側もある程度の昇給は経営が順調であれば行ってくれます。ただ、大手チェーンの調剤薬局の場合は、テストやボランティア参加等が目安にされたりすることもあるため、昇給が少しシビアかもしれません。

調剤薬局で働く薬剤師の勤務時間と休日

調剤薬局で働く薬剤師の勤務時間や休日は薬局によって異なります(ここでは正社員の場合)。

調剤薬局は病院にあわせて開局時間が決まっています。だいたいが9:00~19:00くらいと言われており、開局時間が長いところは早出と遅出でシフトを組んでいる場合もあります。

日・祝は基本お休みですが、土曜日と後1日(だいたい水曜か木曜)半日出勤の場合が多いです。休日当番で日、祝に出勤する場合もあります。その場合は代休がない薬局だと手当がつきます。土日休みなのは、医大の付属病院などほぼ大病院のみです。

調剤薬局への転職と条件別求人

現役薬剤師まりりん現役薬剤師まりりん

ここからは、調剤薬局求人には、こんな求人やこんなメリットがあるよと言うことを中心にご紹介できればと思います。不安が解消したらいいな~と言う視点でまとめています。

未経験可の調剤薬局薬剤師の求人

まずここでご紹介する「未経験」とは、薬剤師業務未経験(例えば学生からの就職など)という意味ではなく、これまで製薬会社などで薬剤師として働いていたが、新たに業種の違う調剤薬局に転職するなど、「薬剤師としての経験はあるが、業務ベースでの未経験」を指します。

薬剤師免許を持っているなら、もちろんそれを生かした医療現場の仕事をする人がほとんどであり、異業種から未経験の分野に挑戦したいと言う薬剤師の方も多いことでしょう。

その場合、未経験でも調剤薬局に転職可能か?という問題があり、特に調剤経験のない薬剤師の方にとっては「調剤未経験だけど、調剤薬局で働いていけるのかなぁ?」と言う具合に、不安に思う方もいらっしゃると思います。

まずは、薬剤師転職サイトの「ファルマスタッフ」で、「全国×調剤薬局×未経験可」で検索をしてみましょうか。


ファルマスタッフ 全国×調剤薬局×未経験可の検索結果)

すると、2万件以上の求人がヒットするなど、未経験可の調剤薬局求人がかなりの数で存在していることがわかります。

未経験者歓迎の職場が多い調剤薬局

前述したように、調剤薬局をはじめドラッグストアでは、他の業種と比較すると未経験者を歓迎している職場が多いです。

異業種からの転職者が多い調剤薬局の職場では、研修制度を採用するなどして、未経験者を受け入れて育てると言ったバックアップ体制が整っている職場もありますので安心です。

未経験の仕事に応募する理由が大切

ただし調剤経験のない、未経験の薬剤師でも採用したいと、採用担当者に思わせるには、きっちりとした応募理由が必要になります。調剤薬局の採用側も、薬剤師なら誰でもいいわけではないので、「応募者に経験者がいなければ未経験者でも歓迎」というスタンスのケースもあります。

また、薬剤師の仕事は長年の経験や幅広い健康の知識が必要です。未経験というのはハンディであり、これからを期待をしてもらわなければいい結果は得られないと言えるでしょう。

新しい転職先の仕事が未経験とはいえ、薬剤師の仕事のほとんどは医療に関わるものです。ある程度は前職の経験や知識は捨てずに生かすことができます。今までの経験や能力をこれからどう生かせるかを考えてみましょう

加えて、自分が調剤薬局と言う新しい仕事に挑む熱意や誠意をアピールしましょう。「どうしても患者さんを笑顔にさせる現場で働きたい」、など納得できる理由を語れるかどうかが、成功へのカギになります。

薬剤師という仕事に対する熱い思いをぶつけてもいいかもしれません。未経験なりに転職面接通過の方法を工夫しましょう。決して後ろ向きな姿勢はよくありません

未経験者への研修制度が整う大手の調剤薬局

大手の調剤薬局は未経験者を採用して研修で仕事を覚えてもらうというスタンスの企業も多く、未経験者の転職者が半数近くいるところもあります。

このような大手では、しっかりとした研修を経てから現場に出るので、未経験でも安心して仕事をはじめることができます。その後も、フォローアップ研修など、継続して薬剤師が学べる環境や制度が整っている職場もあります。

このような研修があるのも、早く戦力として一人前の薬剤師に育ち、その後もプロフェッショナルな薬剤師として長く調剤薬局に勤務してほしいからでしょう。未経験の仕事は決して楽なものではありませんが、採用してもらったら少しでも早く仕事を覚えることも大切です

ブランク可の調剤薬局薬剤師の求人

「子育ての手が離れたので、薬剤師復帰したい」であったり、「結婚で仕事を辞めたけど、パートで少しだけ勤務したい」など、ブランクのある薬剤師の方で、復帰したいと考える方も多いですよね。

ただ何年かの間、薬剤師から離れていたブランクがあるので、職場復帰を不安に感じる薬剤師の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まずは、先ほどと同様に薬剤師転職サイトの「ファルマスタッフ」で、「全国×調剤薬局×ブランク可」で検索をしてみましょう。


ファルマスタッフ 全国×調剤薬局×未経験可の検索結果)

すると、2万3000件以上の求人がヒットしました。ブランク可の調剤薬局求人も沢山存在していることがわかりますね。

ちなみに雇用形態は、ブランク可の正社員が1万件程、ブランク可のパート・派遣が1万3000件程の内訳です。

この様に、ブランクがあっても本人の意志さえあれば薬剤師として働くことができます。

また、ブランク可の求人には、比較的処方箋内容が軽く、扱いやすい調剤薬局や、大手チェーンの調剤薬局などで薬剤師の在籍数が多い職場が目立ちます。

研修ありも同時にチェック

ブランクがあると「以前の薬剤師の感覚が取り戻せるか?」、「仕事上においての質問や出来事がどの程度の緊急性を持つのか忘れてしまっていてドキドキする」など、復帰にあたり、もちろん色々と不安が出てくることでしょう

そんなブランクがある薬剤師の方のために、企業によっては「教育制度が充実」、「研修制度あり」等の制度を設け、安心して働けるようにサポートをしてくれる職場も多々あります。

調剤薬局の求人を探す際には、その点も合わせて確認すると良いでしょう。必要だと感じるなら、職場での「勉強会」を行っているかどうかも確認しておきたいですね。

ブランク後の復職で求人を探すコツとしては、以前自分の勤めていた処方内容と同じ科目や関連科目を取り扱っている薬局を探すという方法もあります。それなら勘を取り戻すのに時間はかからないでしょう。

また、給料は少なめだけど、処方箋枚数の少ない薬局を選ぶという方法もあります。これなら一つ一つ思い出しながら、ゆったりと働けます。他にも、薬局内において在籍薬剤師がサポートに丁寧に取り組んでいるところもありますので、こうした職場を選ぶのも良いでしょう。

医療現場の状況は刻々と変わり、ここ数年で在宅の調剤業務を調剤薬局で担うところも増えています。

調剤報酬改訂ごとに調剤薬局のシステム変更や薬剤師の仕事内容の変化も大きいです。新しい薬も次々と発売され、最近はジェネリック医薬品の使用も大幅に増えて商品名とともに一般名も出てきます。

自分が勤めていた頃とずいぶん内容が変わっていると感じるかもしれません。その点でもきちんとサポートのある薬局や同僚の薬剤師にも聞きやすい環境があるところを選べると、ストレスなく仕事に取り組めるでしょう。

ブランク可な調剤薬局の職場を見分ける

調剤薬局の求人にはブランク可と記載されていても、「実は働きにくい職場だった…」という声も少なからずあります。

例えば、ブランクがあれば知識や技術の遅れを取り戻すのに時間がかかるのは当然の事ですが、それをあたたかく見守ってもらえない・足手まといのように言われるなど、努力を認めてもらえなかったり、ブランクに対する理解が得られていないケースです。

これは、受け入れる側が「ブランク=経験がある人」という見方をしている事が多いためで、頭では理解できていても「経験者=即戦力(であってほしい)」という、期待にも似た思いがあるからなのかもしれません。

ですので、こうした問題は人間関係の良し悪しと一括りには片付けられない、ブランクならではの辛い状況と言えるでしょう。

ですが、こうしたささいな問題が、今後の職場の人間関係の悪化につながる可能性は大いにありますので、応募前にある程度の職場環境が把握できていることが望ましいです。

では、ブランク明けでも働きやすい職場かどうかを見分けるにはどうすればいいのか?答えは簡単、同じような状況の人が働いているかどうかを見れば良いのです。

ブランク明け、パートで働いている、そんなスタッフが明るく元気に勤務しているかどうか、そしてその比率はどうなのか、です。とはいえ、応募者がそのような内部事情を知ることはほぼ無理と言えますので、転職エージェントの力に頼って行きましょう。

研修・勉強会のある調剤薬局薬剤師求人

薬剤師には、常に新しくて十分な医薬の知識が必要ですよね。これらを、社内・社外の勉強会などを通じて薬剤師が継続して学べる調剤薬局の職場が増えてきています。

常に勉強が必要な薬剤師

薬剤師に求められる業務は日々進化しています。

医薬分業が当たり前になった現在では、患者さんから直接健康に関する質問を受けることもよくあります。 よって、これからの薬剤師は医薬品の知識だけではなく、より幅広く専門化した知識が問われることになるでしょう。

そのため、ただ単に薬剤師免許を取得しただけでは患者さんが満足する対応はできない可能性があり、薬剤師として働き続けていくには継続した勉強が必要不可欠となるのです。

もちろん、日々の業務から学ぶこともたくさんありますが、薬剤師のキャリアアップのためにと定期的に研修や勉強会を開催する職場が多くなってきています。

様々な研修や勉強会を開催

研修や勉強会制度を積極的に取り入れているところは、大手の調剤薬局やドラッグストアに多く見られます

それぞれが独自の研修制度を整え、プロフェッショナルな薬剤師を育てることを目標に掲げていますので、未経験者やブランクがある薬剤師も現場に出る前に基礎や実務を学ぶ機会が得られるなど、安心して応募できる研修制度が充実しています。

また、新卒の薬剤師には、新入社員教育やOJT研修、先輩薬剤師がマンツーマンで指導を行うなど、薬剤師の能力を向上する機会を多く設けています。

定期的に行われる社内勉強会は、メーカーの方や地域の専門家の講義を受けたり、社内の薬剤師間で情報交換を行うなど、薬剤師にとって意義のある時間となります。多くの商品を扱うドラッグストアでは、医薬品のみならず、OTCやサプリメントなどとの飲み合わせや、健康相談に応えられる能力も学びます。

中小の薬局でも、OJT研修や定期的な勉強会を通して薬剤師が学ぶ機会がありますし、逆に地域の住民を対象に薬剤師が勉強会を行うところもあります。その他、社外研修会にも積極的に参加をしたり、学術大会で研究成果の発表を行うなど、幅広いフィールドで活躍ができる薬剤師への取り組みを行っています。

認定薬剤師資格支援制度も

薬剤師には通常の薬剤師資格だけでなく、認定薬剤師や専門薬剤師という資格があります。

これらの資格は一定の研修に参加すれば取得できるものや、試験があるものなどレベルも基準も様々です。資格取得者は最新の専門知識を学んだことが認定されますので、薬剤師としての評価やキャリアにもつながるでしょう。

調剤薬局の職場の中にはこれらの資格取得をサポートしたり、資格取得者に手当を支給するところもあります。自身のキャリアアップを目指す人は、このような職場に転職することを考えてみてはいかがでしょうか。

子育て中に最適な調剤薬局の薬剤師求人

薬剤師は多くの女性が活躍する職業という点から、託児所付きの薬剤師求人が一般的な職業に比べて多くあります

例えば、託児所ありの薬剤師求人として代表的なのは病院やクリニックですが、最近では大手の調剤薬局でも託児所を完備するところが増えてきています

また、事業所内に託児所が設置されていなくても、近くの託児所と提携しているという薬局もあります。ただ、こうした薬剤師求人は現時点ではまだ需要に対して少なく、その上、人気のため、あっという間に締め切ってしまう事がほとんどです。

もし、こういった薬剤師求人への応募を検討している場合は、転職サイトに登録するなどして情報収集を早めに開始したほうが良いでしょう

まとめ

現役薬剤師まりりん現役薬剤師まりりん

いかがだったでしょうか。

今回は調剤薬局への転職に不安を持つ薬剤師さんが、不安を解消できたらいいな~と言う視点でこの記事を書いてみました。

何にしてもまずは、自分に合った薬剤専門の転職サイトに登録して、情報収集からはじめて行きましょう!そして、担当のキャリアコンサルタントに希望する条件を伝えて求人を紹介してもらうことはもちろん、気になる求人があったら職場環境などをしっかりと事前に確認しましょう。

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薬剤師の転職サイトを比較してみた

調剤薬局で働く薬剤師の適性はこちら↓

薬剤師の転職と適性(調剤薬局編)